「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


ウメムラオリエのことがただ脳裏によぎっただけで、はや回し音声で「レントゲンしろ」と流れ、腎臓を半自動的に放射線で攻撃してくる。

もう二度と意識したくないので俺の関係するところに現れないでくれるかな?

また、「ウメムラはみんなに嫌われているぞ」と伝えたら、「そんな人たちどうでもいいもん」みたいな音声が流れた。

いずれにしても、俺のなかでウメムラを無意味化してしまうので、こだわる必要性もない。