「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


転載:BMI倫理4原則

http://www.aqu.com/bmi-bci-research/bmi-bci-business.pdf

BMI倫理4原則
Ø 1.戦争や犯罪にBMIを利用してはならない
Ø 2.何人も本人の意思に反してBMI技術で心を読まれてはいけない
Ø 3.何人も本人の意思に反してBMI技術で心を制御されてはいけない
Ø 4.BMI技術は、その効用が危険とコストを上回り、それを使用者が確認する
ときのみ利用されるべきである
脳インタフェースシステム調査・特別ビジネス情報

AQU Technology Research Institute, Inc.
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※ 日本神経科学学会は昨年、脳研究の指針を改定し公表しているが、東京大学教授の佐倉統氏と
ATR(国際電気通信基礎技術研究所)のフェロー・川人光男氏が、SF作家のアシモフが提案した『ロ
ボット工学3原則』にならい、【BMI倫理4原則】をまとめている。
※ 別掲のように、弊社でこのBMIの4原則についてアンケート調査を実施したところ、以下のように、賛
同する人が四人に三人の割合でいることが分かった。(N=2300人、2011年2月実施)
■ブレイン・マシン・インタフェースの倫理面について提案について
BMI は、脳への電気刺激という意味において、負のイメージ(マインドコントロールなど)がつきま
といがちです。そのため、利用の倫理面が課題のひとつとなっています。そこで、ロボットのアイ
ザック・アシモフの『ロボット工学 3 原則』のように、研究者の中でも、BMI 倫理4原則という提案
が出されています。
BMI倫理4原則】
1.戦争や犯罪にBMIを利用してはならない
2.何人も本人の意思に反してBMI技術で心を読まれてはいけない
3.何人も本人の意思に反してBMI技術で心を制御されてはいけない
4.BMI技術は、その効用が危険とコストを上回り、それを使用者が確認するときのみ利用され
るべきである
(『現代化学 2010 年 06 月号』より)
この提案について、どのように思いますか?
大いに賛同する
賛同する
賛同しない
分からない
【ブレイン・マシン・インタフェースの倫理面について提案について】
分からない
24.3%
賛同しない
6.2%
賛同する
45.2%
大いに賛同する
24.3%
(N=2300人、2011年2月実施)
脳インタフェースシステム調査・特別ビジネス情報

AQU Technology Research Institute, Inc.
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【コメント】
ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)の倫理については、これは大切なことで
あるため、ここで取り上げさせていただいた。「大いに賛同する」、「賛同する」を合わ
せると、69.5%であり、ほぼ、10人のうち7人が賛同していることになる。BMI
の産業応用が広がってゆく中で、こうした大切な考え方が多くの人に理解されてゆくこと
は大切であると考えられる。なお、(1)~(3)はシンプルなので誰でもすぐ分かると
思われる。(→ BMI倫理3原則とみる?)(4)については、事例があると理解され
やすいだろう。