「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


少なくとも背景として影響するもの~エジプト・メソポタミア・インダス・シュメール5000年~欧州王族は血縁がつながっていない。彼らのシステムではそれゆえ日本の天皇が最高位になる。それをあえて、ユダヤの末裔と呼んでいる?

人類は金採掘の奴隷から始まった?

<人類創成と金(キン)の関係>
と題したよろず屋本舗さんの記事は、スピリチュアル好きな方ならご存知かと思いますが、ゼカリア・シッチンの驚愕の内容です。ご存知の方もそうでない方も、古代シュメールの粘土の板を解析した話です。ぜひ読んでみてくださいね。

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日本ではキリスト教徒が多い欧米諸国と比べて、人類の進化の過程としてダーウィンの進化論が一般的に信じられています。
 

それゆえこれから紹介するような、人類が宇宙人の手によって、それまで地球に生息していた類人猿を遺伝子操作することによって創成されたという話は、一部のスピリチュアルに興味のある人以外は聞いたこともないと思います。
 

私自身はこうした説が、ミッシングリンク(人類進化の空白)という古代の類人猿と現在の人類を結ぶ、失われた輪の謎を解き明かすものではないかと考えている一人です。
 

ただ、最初にこの説に接したときは、ある意味でショックを受けました。
というのも、人類は金(キン)採掘の奴隷として創成されたという話だったからです。


人間として生きている以上、人間が価値ある存在だと信じたい気持ちがあります。それゆえ魂ではない肉体の話とはいえ、奴隷という家畜のような機械的な労働のために造られたという話には、素直に受け入れがたいものがありました。

 
この話はスピリチュアルに関心のある方では知っている方は多いと思いますが、そうでない方は初耳の方が多いと思います。
 


初めて聞くという方のために、簡単に内容を紹介したいと思います。



この話はゼカリア・シッチンが、古代シュメールの粘土板を読み解いて主張したのがはじめです。
 

私たちの太陽系から8.6光年離れたシリウスを一つの焦点とし、もう一つの焦点を太陽とする広大な楕円軌道を旅するニビル(マルドゥク)という惑星が存在し、その周期は地球年の3600年だといいます。


そのニビルに住んでいた知的生命体をネフィルム(創世記ではエロヒム)といいます。そのニビル星が古代において大気の異常に見舞われ、地表に熱を保つために大気中に金(キン)の粉を撒く対策が取られることになります。


当時太陽系外まで飛行する技術を持っていなかったニビル星のネフィルム達は太陽系内を探索し、地球に大量の金があることを突き止めます。そして地球の金を採掘する計画を立てます。
 

ネフィルム達はニビル星の軌道が太陽系に入ったタイミングで地球に移住し、当初は海水から金を採取しますが、海水から採取できる金の量ではとても足りないことがわかります。そこで金鉱山を掘ることになります。


しかし金鉱山での過酷な労働に、金を掘っていた労働者が反乱を起こします。そこで考えられた方法が、当時地球に生息していた類人猿を元として、遺伝子操作を行い金採掘ができる程度の知的な生物を造り出すことでした。

 
これが、ゼカリア・シッチンが古代シュメールの粘土板を解読した内容ですが、さらに地球創成のことも書かれていたのでついでに紹介したいと思います。
 

何十億年もの昔ですが、惑星ニビルが太陽系の惑星であったティアマトにぶつかります。


ティアマトは真っふたつに引き裂かれ、その一つが金星と火星の間の軌道に飛ばされ、私たちが現在住んでいる地球になったといいます。


もう半分は粉々に打ち砕かれ、火星と木星の間にある小惑星帯(アステロイドベルト)になったといいます。この記述は天文学者を驚愕させたといいます。


肉眼では見えないはずの小惑星帯の存在を、古代シュメール文明が知っていたからです。

 
まず紹介するのは、佐藤洋行さんの文章です。
佐藤さんはニビル人が金を採掘するのはニビル星の大気のためだとは言っていません(私自身は、佐藤さんがいう、金が安定した金属で超能力を発揮させる使い道があるからニビル人は地球に採掘に来ていたという説だけでは、動機が薄いと感じています)。
 

以下の文はニビル人のことを聖書の記述にあるような「神々」と表現していることに注意して読んでいただければと思います。
 

では『世界を変える本』(佐藤洋行著、明窓出版)から抜粋します。

 ・・・<『世界を変える本』、p70~p74から抜粋開始>・・・

もともと、地球には、宇宙の種族が入植していましたし、その痕跡に関しては若干ではありますが残っています。


そして、シュメールの碑文には、地球には金を採掘に来ていたということが残されています。現在では、金の本当の使い方は地球では知られていないようです。


金が最も安定した金属であり、金本位制があるように、貨幣などの代替としての役割も果たしています。


しかし、金の本当の使い方は、金を遠心分離器に掛けたときに得られる結晶にあるそうです。この結晶は脳へ働くと覚醒体験が得られ、俗に言う超能力が発現するようです。


そういったことと、安定した金属であることから金を採掘に来ていたということのようです。これは、ゼカリア・シッチン氏の著作にありますが、かなり真実を含んでいると思います。


彼は、その著作の中でニビル星のニビル人が地球人類を創造したという言い方をしています。私からみれば、それはシリウス星系と太陽系とを結んでいるある惑星をニビルと呼んでいて、その住人が地球に来ていたことを表しているものだと思っています。


彼の主張している説の大半は私も納得していますが、加えて私は、当初地球に来ていたリラ系の種族とニビル人達との共同作業によるものだと思っています。
 

金は必要な物でしたので当初海水から取り出す方式をしていましたが含有率が少ないために、実際に採掘をします。


しかし、ニビル人達にとっても採掘はかなりの重労働であり、過酷な労働のためにストライキを行います。このストライキの結果重労働を担わせるための奴隷を作ることが決定され、当時の地球には奴隷として使うのにふさわしい動物がいなかったために、遺伝子操作によって奴隷を作ることになったのです。


そして、その結果、色々な合成種が作られたようです。ギリシャ神話やエジプト神話などに出てくるスフィンクスケンタウロスやゴーゴンなど、様々な合成生物はプレヤデス系のヒューマノイド型との合成による生物であり、これは後に現在の人類が出来るまでの過程の種だったようです。


しかし、これらはプレヤデス系の遺伝子によって、地球時間で数千年から数万年という寿命がありましたが、交配が出来ないために1世代で滅んでしまったようです。


神々の1年は地球時間では約3600年にあたるので、現在の人類からみれば不老不死に見えたのはごく当然のことでした。
 

最終的に、親指が他の4指と反対に向いているために手が器用な類人猿との合成種である人類が出来上がります。


最初は奴隷として作られたアダム達だけだったようです。現在から約30万年ほど前のことだったようです。この合成種は遺伝子操作によって作られたわけですが、当時、後に神々と呼ばれる宇宙の種族の科学レベルは、現在の科学レベルから350年ほど進歩した経た程度だったそうで、神々の女性の胎内で培養されて産んだようです。


地球に降りていたこの種族は、もともと採掘が目的だったために男性が多く、女性が少なかったためにこの女性達(シュメールではニンフルサグ、エジプトではハトホルと呼ばれています)に負荷がかなりかかってしまったようです。


そして、妊娠出産という過程を経ることで、地球の磁場にかなり影響を受けて老いが加速したようです。シュメールの碑板にはニンフルサグが老いてシワだらけになったことで笑いものになったという記述があります。


その後、老いによってこの方法がうまくいかないために、女性を作って(これがイヴですね)、種族として成立するようにしたわけです。


このあたりに関しては、真実を知ることによって私たちがなぜ、この地球に来て何を体験し、そしてこれからどこへ向かっているかを知るきっかけになればと思い記述しています。

 ・・・<抜粋終了>・・・



次に、ゼカリア・シッチンの著書から紹介したいと思います。
 
シッチンによれば、シュメールの碑板ではニビル星人のことをアヌンナキと表現しています。アヌンナキの意味は、「天から地球へやってきた者たち」とのことです。
 

アヌンナキが地球に降り立ち、類人猿から人類を創造しようとする動機に至った過程を『12番惑星ニビルからやって来た宇宙人』(ゼカリア・シッチン著、徳間文庫)から抜粋して紹介します。



<『12番惑星ニビルからやって来た宇宙人』、p31~p34から抜粋開始>


すべては、様々な文書から学んだように、太古の昔、50人のアヌンナキ(文字通りの意味は「天から地球へやってきた者たち」)の一団がペルシャ湾アラビア海に着水して始まった。


彼らは才能あふれる科学者エア(「水の家の彼」)の指揮のもと、歩いて上陸し、地球に初めての植民地を造り、それをエリドゥ(「遠くに建てた家」)と呼んだのだ。訪問者としての使命に従事するために、他の移民たちが続いた。


その使命とは、ペルシャ湾の海水を蒸留してき金(きん)を得ることであった。このアヌンナキの母星(ニビルと呼ばれた)では、減少する大気を、金の粒子をエアゾル状にしたシールドにして保護するために、金が差し迫って必要だったのだ。


遠征隊が拡張され、作業が始動すると、エアはエンキ(「地球の支配者」)というさらなる肩書き、あるいはあだ名を獲得した。
 

しかしすべてが上手くいったわけではない。海水からの蒸留では母星に必要な金は十分に得られなかったのだ。すぐに計画の変更が決まり、金を得るために過酷な方法が命じられた。


アブズ(南東アフリカ)で採掘する方法である。さらに多くのアヌンナキが地球に到着し(最終的には600名を数えた)、別のグループであるイギ・ギ(「観測し見る者たち」)は、空中に留まってシャトルと宇宙船、宇宙ステーションを操作していた(彼らの人数は、シュメールの文書が断言しているところでは300名)。


今回は絶対にしくじらないようにするために、ニビルの統治者アヌ(「天空の聖なる者」)はエンキ/エアの異母弟であるエンリル(「指揮権の支配者」)を地球へ送った。彼は厳格な規律励行者であり堅実な管理者であった。


そして、エンキがアブズでの金鉱石の採掘の監督に左遷され、エンリルがエディン(「正義の者たちの家」)にある七つの神々の都市の指揮を受け継いだのだった。


このエディンは、40万年以上も後に、シュメールの文明が花咲いた場所である。神々の都市は、それぞれ特定の機能を担っていた。指令コントロールセンター、宇宙空港、冶金(やきん)センターといったもので、エンキとエンリルの異母姉族であるニンマフ(「偉大な女性」)の監督下には医療センターさえもあった。


『地球年代記』のシリーズ第1巻~第5巻の中で指示し、分析した証拠によって、惑星ニビルの巨大な楕円軌道は、地球の年で3600年周期であることが判明している。


そしてこの3600年という期間は、シュメール語でサールと呼ばれたのだ。「王のリスト」と呼ばれる有史前の時代についてのシュメールの記録は、アヌンナキに当てはめられた時の経過をサールで測定している。


これらの文書を掘り出して翻訳した学者たちは、任命されたアヌンナキ司令官たちの勤務期間の長さがほとんど「伝説的な」あるいは「空想的な」ものであることを発見した。


個々の「治世」は2万8800年、あるいは3万6000年、4万3200年におよぶものさえあったのだ。しかし実際に、このシュメールの「王のリスト」は、司令官が植民地を8、あるいは10、12サールの間預かっていた、と述べている。


地球の年に換算すると、これらは2万8800年(8x3600)などという「空想的な」数字となる。しかしアヌンナキの言葉では、彼らの年にしてほんの8年か10年であり、完璧に筋の通った(短くさえある)時の長さなのだ。
 

その点で、サールには古代の「神々」の見かけ上の不死の秘密が横たわっているのだ。1年とは、定義によれば、「そのものが住む惑星が太陽のまわりを1周する軌道を完成させるのに要する時間」である。


ニビルの軌道は地球の年にして3600年続くが、しかしニビルに住む人たちにとって、彼らの年のたった1年にすぎない。


シュメールと他の近東の文書は、これら「神々」の誕生と死の両方について言及している。ただ人間(Earthlings:文字通りにはへブライ語でアダムー「地球の彼」を意味する)の目から見ると、アヌンナキは実際上「不老不死」なのである。
 

アヌンナキは、大洪水よりも120サール前に地球にやってきた。つまり、地球の年にして、自然の法則を超えた分水線の出来事、あの大洪水より43万2000年前である。


アヌンナキがやってきた時、人、アダムはまだ地球に存在していなかった。アブズに送られたアヌンナキは、40サールの間、金の採掘に骨を折ったが、それから彼らは反乱を起こしたのだ。


「アトラハシスの叙事詩」と呼ばれるアッカド語バビロニア語、アッシリア語、そしてヘブライ語の祖語)のある文書には、その反乱と原因が鮮明かつ詳細に記述されている。


エンリルは、このアヌンナキに引き続き採掘をさせ、反乱の扇動者たちへの懲罰を要求した。


エンキは寛大だった。アヌは意見をあおがれたが、彼はこの反乱者たちに同情的だった。この袋小路はどのように解決されたのだろうか?
 

科学者のエンキが解決策を見いだした。「原始的な労働者を創ろう」と彼は言った。それに重労働を肩代わりさせるのだと。


他のアヌンナキのリーダーたちは疑問をぶつけた。どうやってそんなことができるのか? どうやってアダムを創り出すというのか? エンキは次のように答えた。



あなたたちが口に出したその生き物は存在しているではないか!

 
彼はその「生き物」、地球での進化の産物である猿人を南東アフリカ、「アブズの上流」で見つけたエンキは付け加えた。それを利口な労働者にするために我々がしなければならないのは、


 それに神々の姿(イメージ)を結びつけることである。


会合に集まった神々(アヌンナキのリーダーたち)は熱狂して賛成票を投じた。エンキの助言で、彼らは主任医師であるニンマフをこの任務を助けるために招喚した。


「あなたは神々の助産婦役である」。彼らは言った。
「人間を創造せよ! くびきを負う異種を混ぜ合わせたものを創造せよ、彼にエンリルからあてがわれたくびきを負わせるのだ、その原始的な労働者に神々のための労役をさせるのだ!」


創世記の第1章で、こうした決定を導いた会議のことは次の一節に要約されている。「そしてエロヒムは言われた。われわれに似せて、われわれにかたどって(我々のイメージで)アダムを創ろう」。


そして、集まった「われわれ」の同意を暗にほのめかせて、その仕事は実行された。「そしてエロヒムは自らにかたどってアダムを創られた。エロヒムをかたどって彼はアダムを創ったのだ」

 ・・・<抜粋終了>・・・


 
シッチンによれば、アダムとは固有名詞ではなく、アヌンナキによって創造された新たな種の名称だったことになります。
 

では最後に神秘家ドランヴァロ・メルキゼデクさんに、詳しく説明してもらうことにしましょう。
 

フラワーオブライフ(第1巻)』(ドランヴァロ・メルキゼデク著、ナチュラルスピリット)から抜粋します。


・<『フラワーオブライフ(第1巻)』、p132~p135から抜粋開始>・

 ニビルの大気の問題

シュメールの記録によれば、およそ43万年くらい(もしかすると45万年以上かもしれません)昔のこと、ネフィリムの惑星であるニビルに問題が発生しました。


それは大気に関する間題で、私たちがいま直面しているオゾン層の問題と大変よく似ていました。そしてニビルの科学者たちは、地球の科学者たちと似たような解決策を考え出したのです。


地球の科学者は太陽の破壊的な光線を濾過するために、粉塵の分子をオゾン層にばらまこうと考えたことがあります。ニビルの軌道は太陽から相当遠くまで離れていくので、熱をたくわえる必要がありました。


それで彼らは、鏡のように光と熱を反射させるため、大気圏の上層部に金の粉をばらまくことにしたのでした。


それを霧状にして惑星上空の空中に留めておくために、大量の金を採取することを計画しました。そう、彼らが現代にも見られる類の問題について話し合っていたのは本当です---


古代人たちがETやこみ入った科学的なことについて語っていたのです。これは『スター・トレック』でもSFでもありません。本当にあったことです。彼らが言っていることはあまりにも驚愕に値するので、それゆえ一般大衆の知識に浸透するまでに、かなり時間がかかっているのです。
 

一見、当時の彼らは今の私たちとさほど変わらない発達をしていたように見えますが、ネフィリム宇宙旅行をすることができました。シュメールの記録には、ロケットのように後方へ火を噴いている空飛ぶ船が出てきます。


これがあまり高度ではないものの、宇宙旅行の始まりでした。事実、それらはあまりにも原始的なものだったので、地球とニビルの間を行き来するには、この2つの惑星が接近する時を待たねばなりませんでした。


いつでも好きな時に出発できたわけではなくて、近づくまで待たねばならなかったのです。ネフィリムは太陽系の外へは出られなかったところから、たぶん周辺の惑星を探査しつくして、その結果、地球に金が大量にあることを知ったのでしょう。


それで彼らはたった1つの目的

---金の採掘---

のために、あるチームを40万年前にここへ送ってきました。


地球にやってきたネフィリムには、統率する12人のリーダーと、その下で実際の採掘にたずさわるものが600人、そして300人ほどが軌道上の母船に留まっていました。


彼らはまず、最初に現代のイラクに当たるところへ降りて、自分たちが落ち着ける場所を確保し、都市を建造しましたが、その場所で金を掘ったわけではありませんでした。金は、アフリカ南東のとある谷で掘っていたのです。


12人のうちの一人、エンリルという名前の人が採掘の統率者でした。彼らは地中深く掘り下げてゆき、大量の金を掘り当てました。それから3600年ごとにニビルすなわちマルドゥクが接近してくるたびに、自分たちの故郷の惑星へ金をシャトルに乗せて運んだのです。


それからニビルが再び軌道をめぐってやって来るまでの間、また掘り続けました。シュメールの記録によれば、それがだいたい10万年から15万年ぐらい続いたころに、ネフィリムの反乱が起きたと記されています。
 

私はシッチンのいう反乱の時期には同意していません。彼はシュメールの記録から直接それを得たわけではなく、彼がそうであるはずだと考えた計算の結果を言っているからです。


シッチンは、この反乱が起きたのは約30万年前だとしていますが、私は、それはおよそ20万年前に近かったと見ています。


 ネフィリムの反乱と私たちの種の起源

30万年前から20万年前までのどこかで、ネフィリムの採掘者たちは反乱を起こしました。シュメールの記録は、この反乱についてたいそうな詳細を書きつけています。


労働者たちはリーダーに抵抗しました。もう金鉱を掘り続けるのが嫌になったのです。彼らが「我々は15万年も掘り続けているんだ。もう、うんざりだ。こんなことはもう金輪際するものか」と言っているのが想像できるようです。


もし私だったら、きっと1ヵ月ぐらいしかもたないでしょう。反乱によって問題点が明らかになったために、12名のリーダーが集まって、どうするべきか決めることにしました。


彼らはこの惑星にすでに存在していたある生命体から(私が理解したところによると)霊長類を選びました。そしてその霊長類の血液と粘土を混ぜ、ネフィリムの若い男性から得た精子をそれに混合しました。


実際に粘土版には、化学薬品用のフラスコのように見える容器からもう1つのフラスコに何かを移し、この新しい生命体を創り出す様子が描かれています。


この計画は、霊長類のDNAとネフィリム自身のDNAを使用して、当時の地球に存在した種よりもさらに進化した種を創り出し、この新しい種をネフィリムの金の採掘のためだけに使えるようにするというものでした。
 

つまりシュメールのもともとの記録によれば、私たち人類は金を掘る奴隷として造られたことになります。それだけが私たちの存在目的だったのです。そしてネフィリムたちは、彼ら自身の惑星を救うのに必要な金を採掘しつくした後は、私たちの種を消滅させて出て行くつもりでした。私たちを生き延びさせようという意図は、はなから持っていなかったのです。


さて、これを聞くと、たいていの人は「これは自分たちのことではない」と考えます。我々はそんな者であるにはあまりにも気高い存在だと思うわけです。


しかし、地球で書き残された最古の記録がそれを事実としているのです。思い出してください、シュメール語は聖書やコーランなどよりもっとずっと古い、世界最古の言語として知られています。いまや聖書はシュメールの灰から生まれたと言ってもいいでしょう。
 

科学の世界で発見されたことは同じぐらいに興味深いものです。シュメールの記録で私たちが金の採掘をしたという、まさにその場所で、考古学者たちは金鉱を発見したのです。


これらの古代の金鉱は10万年も昔のものでした。本当にものすごいことは、ホモ・サピエンス(私たちです)がこれらの採掘場で金を掘っていた証拠が出たことです。


人間の骨がそこで発見されました。
これらの金鉱は少なくともおよそ10万年前のものと推定され、これらの金鉱内に人間がいた時代は2万年前まで遡れました。


さて、10万前に、私たちは金なんか掘って一体何をしていたのでしょう? 金は柔らかい金属で、他のある種の金属のように使えるといった代物ではありません。


古代の美術品にもそうしばしば見られるものではありません。では何ゆえにこんなことをしていたのか、果たしてそれで何をしようとしたのでしょう?

 ・・・<抜粋終了>・・・


 『フラワーオブライフ(第1巻)』には、この後の人類の歩みが事細かく書かれています。
 

アトランティス人であるトート(注1)からドランヴァロさんが聞いた人類創成の話や、その後の人類の進化の話などが載っています。そうした話はテーマが大きすぎるので、今回は人類創成のきっかけが金の採掘だったという点に焦点を当てて紹介しました。

 
トートによれば、人類の特定の種が始まったのは(アダムが造られた時期は)、今から20万年ほど前のことだったといいます。
 

古代の地球には、様々な星々から宇宙人が入植してコロニーを造っていたといいますが、20万年前に造られた人類の祖先は、宇宙人に見守られながら進化していったものと想像されます。
 

神秘家ゲリー・ボーネルさんは、人間とは肉体に身体感覚意識(ダイヤード)と魂(トライヤード)という2つの意識体が入ったものだとしています。20万年前に人類が創成された時点では、肉体に魂は宿ってはいなかったと推測されます。


その後宇宙人によって、魂が宿ることができるように何段階かの改造が行われたといいます。ゲリーさんによると、最初の人類の血液型はO型しかなかったが、その後様々なタイプの魂が宿ることができるように改造され、A型、B型、AB型といった血液型が増えていったといいます。
  

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お代官様~、もう勘弁してくださいますだ~、もう金堀りは御免ですだ~。



(注1)アトランティス人トート
 『フラワーオブライフ』によれば、トートは5万2000年前に、死を迎えることなく1つの肉体で意識を保ち続ける方法を編み出し、それ以降ずっとその最初の肉体に留まり続けているといいます。


アトランティス時代のほとんどを生き、当時の名はチクェテット・アーリッチ・ヴォマリテスで、1万6000年にわたってアトランティスを統治していたといいます。


そのトート・ヘルメスによって2000年前に書かれたとされる『エメラルド・タブレット』という本があるのですが、これは日本語で読むことができます(私は買ったのですが、まだ読んでいません)。


トートはドランヴァロさんの前に突然現れ、1984年から1991年の間、1日に4時間から8時間もいろいろなことを教えてくれたといいます。


(2014年3月28日)