「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


米名門大学が奴隷売買を反省、イエズス会の過去の悪事バレる

 
2016年の9月、米ワシントンDCにある名門私立大であるジョージタウン大学が1838年に運営母体であるローマ教皇を最高位とするカトリック教に属する「イエズス会」が所有していた黒人奴隷272人を大学の財政難解消のために売却し、現在の価値で約330万ドル(約3億4千万円)の収入を得たことを認めました。
 
イエズス会といえば、1534年にフランシスコ・ザビエルらによって創設されたカトリックの世界布教を目的とした「精鋭部隊」です。日本にもカトリック系の大学や高校の中にイエズス会の経営の学校があります。有名なところとして、上智大学があります。
 
 
ジョージタウン大学は、運営母体のイエズス会メリーランド州の農園で奴隷を働かせて農産物を得ていたことなども確認し、1838年の奴隷売却を監督した学長の名前がつけられた2つの建物の名前を変えることを発表しました。ハーバード大学プリンストン大学など、過去に奴隷売買などのビジネスに関わっていたことを認めた大学はほかにもありますが、元奴隷の子孫の入学優遇措置を公式に発表したのはジョージタウン大学が初めてです。

 

日本の歴史では、豊臣秀吉がいきなり罪もないキリシタンを弾圧したように歪曲されていますが、そもそもキリスト教カトリック)がキリストの教えだけを説いていたならば、弾圧していなかったでしょう。しばらく経って、商人やキリシタン大名と結託して日本人を奴隷として売り飛ばしていた事実が判明したからの判断と言えます。

 

キリシタン大名の甥たちが「天正少年使節」としてローマ法皇の元へ旅した時の報告書に、ヨーロッパ各地に日本人女性が奴隷として売買されていた様子が記述されていました。

 

行く先々で日本女性がどこまでいってもたくさん目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。 

鉄の伽をはめられ、日本人をこのような遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、なぜ同じ人間を奴隷にいたす。

ポルトガル人の教会や神父が硝石(火薬の原料)と日本人を交換し、インドやアフリカまで売っている。

 

山田盟子『ウサギたちが渡った断魂橋』

 

しかも、当時のイエズス会の神父はキリシタン禁止令発布の後、「できる限り残酷な方法で日本人キリシタンを殺してくれ」と日本側に頼んだというのですから本当に恐ろしい。つまり、できるだけ悲劇的な方法で殺された方が、キリストの受難のようにドラマチックな宣伝効果が得られると見て、最終的に日本で信者がもっと増えると考えたのです。

 
もう、日本人にはその腹黒さは理解できないほどです。
 

江戸時代中期に日本に来たスウェーデンの医学者で植物学者のツュンベリー博士は、

当時の日本人が奴隷売買などの非人道的な人種差別を忌み嫌っていた事実について、以下のように述べました。

 

日本人は、オランダ人の非人間的な奴隷売買や不当な奴隷の扱いをきらい、憎悪を抱いている。日本人は、身分の高低を問わず、法律によって自由と権利は守られていて…。

 

ツュンベリーの記録――江戸参府随行記(オロモルフ)

 
 
しかし、人相というものは嘘をつかないというか…。そういった人権侵害の積み重ねを何世紀に渡ってやってきた組織のトップというのは、人相がよろしくない方が多いですね。特に、しばらく前に退位したベネディクトというローマ法皇が一番強烈な気がします。何か、非常にありがたくないものを感じます。
 
また、現在のローマ法皇カトリック神父による児童の性虐待を2000件も容認しており、右腕の枢機卿に至っては本国のオーストラリアで児童虐待の訴訟を抱えているというのが実情です。
 
 

http://www.sankei.com/world/news/160902/wor1609020030-n1.html