「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


抜粋4:サンヘドリン(「シオン長老団」の別名)考

●サンヘドリンの狂気と不正利得と政治的シオニストたちの宣伝を停止せよ!

 ユダヤ側の記録によれば、合衆国には約500万人のユダヤ人がいることになっているが、私の見るところ、それは全人口の半数にすぎない。ニューヨーク市だけで約250万人のユダヤ人がおり、ニューヨーク州全体ではおそらくもう100万人追加されるであろう。シカゴにはたぶん100万人のユダヤ人がおり、フィラデルフィアには約50万人のユダヤ人がいる。これらを合計すると500万人になる。 だが、ほかの市や州のユダヤ人についてはどうなのか? もしユダヤ側の記録が正統なユダヤ人のみをあげたとするなら、私にも500万人という総数は理解できる。さもなければ私は、総数をその2倍と推計する。この1000万人のユダヤ人のうち、シオニズムに積極的に興味を示したり、その運動の意味するものを実際に知っている者は1%以上はいまい。そして、彼らが知っていることのすべては、コントロールされた報道機関と、外国において発表された宣伝広報作品において親シオニスト宣伝屋が述べたことなのである。このほかにも、ユダヤ民衆はパレスチナのための寄付金を規則的かつ機械的に巻き上げられていることを知っている。多くのシオニスト機関がカハールに集約されており、不正利益をあげているカハールに属さずに自前で宣伝している機関はほんの少数である。文化的、精神的シオニズムは、政治的シオニストたちによって征服され、抑圧されてきたのである。

 パレスチナ死海は地上でもっとも価値がある水域であり、シオニストその他の面々は、数兆ドルと推計しているその鉱物的、化学的産物を採収しつづけているのである。彼らはまたヨルダン川水力発電による電気エネルギーからも富を産み出している。

 これらのことはすべて、ユダヤ世界権力のシンボルであるほかに、パレスチナにおけるユダヤ人国家がユダヤ人ビジネス関係者たちの防壁となっているかのように見える。パレスチナは世界の貿易センターになる見込みは十分にある。

 ひと握りの連中によるユダヤ世界権力を目指す狂気によって、世界は征服へと領導されることになるのだろうか、それともただひたすら破壊へと崩落していくばかりなのだろうか? これまでは、ただ破壊へと導かれただけである。

 サンヘドリンによる世界征服は、発生する破壊のすべてを埋め合わせことができるのだろうか? もしイスラム教徒が反乱を起こせば、宗教戦争が開始され、続いて世界はいっそうの混沌状態におちいってしまうことになるだろう。そうした戦争がどのくらいの期間継続し、さらなる破壊がどこまで拡散するのか。それを述べることができる人間は誰もいまい。

 おそらく、戦争が終わったのちには組織された宗教制度はまったく残っていないだろう。イスラム教徒はプロトコールを知っている。彼らは少なくとも一世代にわたってプロトコールを読み、学習してきており、その内容についての知識は、彼らのあいだに憎しみを呼びさましてきたのである。彼らの代表者たちは、サンフランシスコで、パレスチナにおけるユダヤ人たちにいかなる権利を認めることにも反対して抗議し、英国政府に対してなんども抗議してきた。彼らはルーズヴェルト大統領にも抗議した。

 彼らは、政治的シオニストたちが彼らのあらゆる抗議にもかかわらず、強引に計画を推進していることを知っており、いかなる国の支援があろうとなかろうと、パレスチナユダヤ人国家を創設するための明白な処置はいずれも、彼らの暴力的反対行動に遭遇することになろうと警告している。彼らはユダヤ世界権力のみならずユダヤ人国家にも反対しており、この両方を阻止しようとしているのである。

 私はイスラム教徒の脅威に心を留めるよう警告する。サンヘドリンの狂気と不正利得と政治的シオニストたちの宣伝を停止せよ。
 彼らはユダヤ人の聖杯にもられた毒なのである。