初夏の心地よい涼風が、木々を抜けて座敷にまで入ってきます。
ひんやりとした畳の上で横になり、気持ちのよい庭を眺めてください。
時折鹿威(ししおど)しの音が耳に届きます。
新緑が陽の光を受けて、白く輝いています。
あなたはもう何ものにも邪魔されず、課題に没頭できます。
目に優しい庭の緑が、
庇(ひ)や柱によって幾何学的にトリミングされています。
そして画面を上下ふたつに切るかのように、
手前を走る真っ赤な緋毛氈(ひもうせん)が鮮やかです。
補色関係の色相が画面に緊張感を与えてくれます。
リラックスと心地よい緊張感が、集中力には不可欠です。
<div align="right"><br /> wrote:<a href="Hashiura">http://grateful-to-you.hatenablog.com/about">Hashiura Mitsuhiro(橋浦 満広)</a><br /> <a href="mixi">https://mixi.jp/home.pl">mixi / <a href="">https://booklog.jp/users/arigatouomedetou">書籍一覧</a><br /><br />
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