書籍紹介:電子スピン共鳴分光法 追加
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量子コヒーレンス
ブリタニカ国際大百科事典
電磁波や光には、位相のゆらぎ・不規則性・不確定性など、波としての周期性、きれいさをそこなう要因が常に存在する。この周期性の度合いを表す性質をコヒーレンスと呼ぶ。光学では⇒可干渉性の光をコヒーレントな光という。可干渉性の保持はある範囲の時間、空間内に限られるので、これをコヒーレンスの時間(長さ)、広さという。⇒固体物理学で用いられる場合には前述の意味を広義にとり、一般にある性質が時間的に持続したり、空間的に保持されている状態をコヒーレンスがあるという。