「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


BMIテレポーテーションで、「バーチャル心臓」というのがある。

簡単に言えば、遠隔の心臓動作を送り込み、元心臓より優先させたように誤認させる手法だ

よくあるのが、寝起き時に、激しい脈動を繰り返すこと。また軽い運動時に、異常な拍動を繰り返すように感じさせること。

それらをされていることに気がついたら、自らあばらの隙間に指を少しの間入れ、遠隔コンピューターの誤認状態を解除すればいい

ちなみに息を止めれば、いかにも人工的な自分ではない心臓の動きに気がつけるはず

そんな拍動の時に息を止めているのに全然苦しくないし

そんなのばっかり