「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


まとめ2

2.マイクロ波聴覚効果(表2)

フレイ論文は、表2に、6種類のマイクロ波送信器を使って、人間の頭部にマイクロ波パルスを発射して、何れのマイクロ波送信器でも、音が聞こえた現象を報告しています。

1.31ギガヘルツの送信器(1種類)、2.982ギガヘルツの送信器(1種類)、425メガヘルツの送信器(4種類)で、マイクロ波聴覚効果(フレイ効果)が観測されています。425メガヘルツの場合、パルス幅が125マイクロ秒、250マイクロ秒、5000マイクロ秒、1000マイクロ秒、2000マイクロ秒で実験されています。

周波数が1.31ギガヘルツ、パルス幅が6マイクロ秒のパルスを1秒に224回、繰り返すという条件で、音として聞こえています。

周波数が2.982ギガヘルツ、パルス幅が1マイクロ秒のパルスを1秒に400回、繰り返すという条件で、音として聞こえています。

周波数が425メガヘルツ、パルス幅が125マイクロ秒、250マイクロ秒、500マイクロ秒、及び、1000マイクロ秒のパルスを1秒に27回、繰り返すという条件で音として聞こえています。

これらのマイクロ波送信器はレーダーに用いられるものであり、連続波でなく、パルスとしてマイクロ波を発射しており、発射後は、マイクロ波のビームが形成されます。

マイクロ波聴覚効果は、マイクロ波をパルスとして発射したときの特徴であり、連続波として発射したときにはマイクロ波聴覚効果は発生しません。

 

3.対人レーダーとの関係(図5)

(1)図5の説明

フレイ論文の図5には、マイクロ波エネルギーがパルスとして頭部に照射されたとき、マイクロ波エネルギーがどのような挙動を示すかについてグラフが描かれています。

約100メガヘルツから約1.5ギガヘルツ(約1500メガヘルツ)の範囲では、周波数が増加するにつれて、
マイクロ波が皮膚の内部に浸透する深さが増加していきます。

約100メガヘルツでは、皮膚に入射したマイクロ波の約10%が、皮膚表面から0.4cmの深さ、即ち、脂肪層と筋肉層の境界界隈まで浸透します。

約1.5ギガヘルツでは、皮膚に入射したマイクロ波の約10%が、皮膚表面から1.4cmの深さまで浸透します。頭骨と大脳との境界が約1.1mmなので、頭骨を貫通して、大脳までマイクロ波が浸透します。

1.5GHzのマイクロ波は、20cmの波長になります。

また、成人男性は、頭部の直径(水平断面の直径)は約20cmです。

(2)対人レーダーとの関係

興味深いことに、約100メガヘルツから約1.5ギガヘルツの範囲では、マイクロ波は皮膚の内部に浸透した後、反射する性質があります。

一方、約1.5ギガヘルツから約10ギガヘルツの範囲では、マイクロ波聴覚効果は頭部に吸収される性質があります。例えば、電子レンジは、約2.5ギガヘルツの周波数の連続波を用いていますが、この性質を利用して食品を加熱しています。

対人レーダーとしてマイクロ波パルスを用いるときには、マイクロ波パルスが人、特に頭部に命中して反射することが求められます。

対人レーダーとは、人が歩いていても、車に乗っていても、電車に乗っていても、飛行機に乗っていても、人の位置を追跡するレーダーです。

従って、マイクロ波聴覚効果を利用した音声送信システムは、対人レーダーの機能を兼ね備えているので、約1.5ギガヘルツ以下のマイクロ波が選択されます。

一方、マイクロ波聴覚効果は、200メガヘルツから6.5ギガヘルツ(6500メガヘルツと同一)の周波数の電波で生じることが分かっています。
このソースは、世界保健機構(WHO)が作成したファックトシートNo.226、「レーダーと人の健康」という下記の日本語に翻訳された報告書です。

http://www.who.int/peh-emf/publications/facts/radars_226.pdf

従って、マイクロ波聴覚効果を利用した音声送信システムでは、200メガヘルツから約1.5ギガヘルツの電磁波が用いられていることが判明します。

 

(3)脳波の測定との関係

音声送信システムの被害者は、思考を盗聴されているという被害も訴えることが多いです。

思考盗聴システムは、遠方より、被害者の脳波、特に、頭部の様々な位置における脳波を測定することが基本となっています。しかも、ある特定の瞬間における脳波地図に限られず、その脳波地図がどのように変化するかを測定することが求められます。

これは1974年に米国特許出願され、1976年に米国特許3951134号が取得された技術で可能です。遠隔地より、レーダーを応用して脳波を測定する技術については、下記のヤフー知恵ノートで解説しています。

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n69872

さて、遠隔地より、電磁波を使って脳波を測定するときには、どの周波数を用いているでしょうか?

米国特許3951134号では、100メガヘルツ、210メガヘルツの周波数を用いて、脳波を測定しています。

一方、上記のフレイ論文、図5では、約400メガヘルツ前後のときに、頭部の頭骨と大脳との境界付近まで、頭部に照射されたマイクロ波の10%が浸透した後、反射します。

この反射波が測定できたときには、頭部の頭骨と大脳との境界付近の脳波を測定したことになります。一方、電極シートを頭部に貼りつけて、脳波を測定したときには、頭部の皮膚表面の脳波、正確には電位を測定したことになります。

上記のフレイ論文、表2では、4種類の送信器が425メガヘルツの周波数を発信しているので、425メガヘルツ前後の周波数が、マイクロ波聴覚効果を利用した音声送信システムで使われていると推察します。


4.自衛隊との関係

日本国内では、総務省が電磁波の周波数を割り当てています。
そして、この周波数は、「周波数帳」という株式会社三才ブックスが毎年、発売している書籍にまとめられている。

この書籍は下記のサイト参照のこと。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0%E5%B8%B3

この書籍をチェックすると、多数の自衛隊の基地が400~500メガヘルツの周波数を使っていることが分かります。

 

https://blogs.yahoo.co.jp/patentcom/4566052.html
マイクロ波聴覚効果は、
内耳の蝸牛が関与することを報告した論文を紹介します。

マイクロ波パルスにより発生する蝸牛のマイクロホン電位」
”Cochlear microphonics generated by microwave pulses”

Chou C, Galambos R, Guy AW, Lovely RH

The Journal of Microwave Power [1975, 10(4):361-7]

蝸牛

耳は、
 外耳道(要するに耳の孔)が形成されている外耳と、
 鼓膜のある中耳と、
 蝸牛のある内耳
に分かれています。

蝸牛は、カタツムリに似た渦巻きの形態をしており、
鼓膜から伝わった振動を電気信号に変換し、
この電気信号が聴覚神経を伝達します。

 

 

http://www.kyoai-clinic.jp/byouki/img/naiji1.gif

この図は、下記リンクより引用しました。
www.kyoai-clinic.jp/byouki/naiji.htm

マイクロホン電位

マイクロホンは、テレビ、ラジオのアナウンサーなどが使うマイクロホンと
同様の意味であり、
マイクロホンは、音声、即ち、空気を伝わる振動を電気信号に変換します。

マイクロホンの機能と、内耳の蝸牛の機能は基本的には同じであり、
何れも、振動を電気信号に変換します。

「蝸牛のマイクロホン電位」とは、蝸牛で発生する電気信号の電位を意味します。

概要

マイクロ波聴覚効果には蝸牛が関与しており、
蝸牛が聴覚細胞に電気信号を伝えています。

この論文は、蝸牛がどのようにマイクロ波聴覚効果に関与しているかという
生理機構を明らかにしています。

918メガヘルツのマイクロ波パルスをモルモットに照射し、
内耳の蝸牛の正円窓にて50キロヘルツの振動を観察しています。

蝸牛には2つの蝸牛孔が形成されており、その一つを正円窓という。

蝸牛の内有毛細胞は、蝸牛神経に電気信号を伝達する機構に関与しているが、
マイクロ波聴覚効果でも、通常の音の伝達と同様に、
内有毛細胞が関与している。

ところで、マイクロ波の照射が原因となって、モルモットは死んでしまいました。
人間も過剰なマイクロ波照射で亡くなります。


https://blogs.yahoo.co.jp/patentcom/4589719.html
解説:非殺傷性兵器との関連

米国から日本に兵器を輸出したり、米国政府が開発した兵器を日本企業がライセンス生産するときには、日米両国の政府が関与する。要するに、国境を越えた兵器の拡散は、国家が厳重に管理している。

マイクロ波パルスを人間の頭部に発射して、脳内で音声を認識させる電磁波兵器は、1974年に米国ウォルター・リード陸軍研究所(Walter Reed Army Institute of Research)で、ジョセフ・シャープ(Joseph C. Sharp)が開発した。ちなみに、ジョセフ・シャープは、ユタ大学を卒業後、1961年からこの陸軍研究所に勤務していた。

米国陸軍研究所が開発した兵器が、日本に導入するときには日本政府が関与することは当然であり、具体的には、防衛省が関与している。

マイクロ波パルスを発射して幻聴を発生させる兵器は自衛隊に導入され、
自衛隊が国民にこの電磁波兵器を使っている。


1974年にサイエンスに掲載された
マイクロ波の可聴:マイクロ波パルスが熱弾性により聴覚を刺激する証拠」
という論文を紹介します。

2人の著者は、米国メリーランド州にある国立海軍医療センター、海軍医学研究所に所属しています。

Science 19 July 1974:
Vol. 185 no. 4147 pp. 256-258

"Microwave Hearing: Evidence for Thermoacoustic Auditory Stimulation
by Pulsed Microwaves"

Kenneth R. Foster and Edward D. Finch

Naval Medical Research Institute,
National Naval Medical Center,
Bethesda, Maryland 20014

この論文は、マイクロ波聴覚効果が脳で発生する機構に関します。
要約は下記の通りです。

Acoustic transients can be thermally generated in water
by pulsed microwave energy.
The peak pressure level of these transients,
measured within the audible frequency band
as a function of the microwave pulse parameters,
is adequate to explain the "clicks" heard
by people exposed to microwave radiation.

この論文では、マイクロ波を水が入ったタンクに照射したとき、
水に熱弾性波が発生した、という実験結果に基づいている。

水は30cmの立方体のタンクに入っている。

ハイドロホンという水中マイクロホンで熱弾性波を検出している。

マイクロ波の照射により、
マイクロ波が最初に照射された部分の水が加熱され、
温度が上がる。

水の温度が上がると、水の体積が増える。

水の一部、即ち、マイクロ波が照射された部分だけ、
体積が増加するので、
この体積増加が波として水中を伝わっていくというのである。

水中を伝わる波というか振動を弾性波といい、
熱により弾性波が発生しているので、
熱弾性波というのである。

マイクロ波が頭部に照射されたとき、
脳組織中の水分に熱弾性波が発生して、
内耳の蝸牛に伝わるというのが、現在の通説である。

現在では、マイクロ波聴覚効果が発現する機構は、
下記の機構で説明されています。

マイクロ波パルスが脳に衝撃を与えて、
脳内に弾性波が発生し、
その弾性波が内耳の蝸牛に伝わり、
蝸牛が弾性波を電気信号に変換し、
電気信号が聴覚神経を通じて脳に伝達し、
聴覚中枢で音声が認識されます。


http://www.kyoai-clinic.jp/byouki/img/naiji1.gif

この図は下記ウェブサイトより引用しました。
www.kyoai-clinic.jp/byouki/naiji.htm

この論文の著者が、米国海軍に付属する医学研究所であることに留意願います。
やはり、米国海軍がマイクロ波聴覚効果を応用した電磁波兵器を調達して、悪用していることが間接的に示されています。

日本では、自衛隊が電磁波兵器を国民に悪用しています。
自衛隊が自国民を攻撃するとは余りにも意外なこともあり、
一般ではこのことは信じられていません。

自衛隊がテロ活動を国民に行っていることは、
当然、自衛隊は秘密にします。


1.防衛省のテレパシー開発

防衛省が、テレパシーを研究開発している。

防衛省技術研究本部
先進技術推進センターは
「技本判ifの世界
(先進技術が開く新たな戦い方)」
という標題の文書(下記サイト)、15ページに、
先端技術として、テレパシーを研究開発している旨を
全世界に公表している。

http://www.mod.go.jp/trdi/research/dts2011.files/low_pdf/R5-2.pdf

米国ペンタゴン、昔のソビエト連邦が超能力を研究していたが、
実は、日本も研究開発していた!

先進技術への取り組み
(SF映画などに見るIFの世界から現実世界へ)
というタイトルが付されている15ページには、
表形式の左欄の上から下に、
「強化スーツ、光線銃、空中歩行、光学迷彩、テレパシー、分身の術」
と記載されている。

さらに15ページの下方には、
「IFの世界の実現化」
と明記されている。

19世紀に月旅行はSFだったが、1960年代に米国NASAが現実に変えた。

「強化スーツ、光線銃、空中歩行、光学迷彩、テレパシー、分身の術」 についても、
SFが現実になり、既に製品として実用化していることを意味する。

具体的には、強化スーツ、光線銃、空中歩行、光学迷彩は試作品は下記に説明するように
既に製造されている。

分身の術については、空間にホログラフィーで人間の姿を投影するだけのことである。

これらが全て技術開発されていることに鑑みて、
テレパシーについても技術開発され、
既に実現化していることが分かる。

2.強化スーツ

サイバーダイン株式会社のHALという製品があります。
HALという製品では、健常者が脚の外側に、二本の人工の脚を装着し、その人工脚を脳波で動かします。

介護用スーツとされていますが、その実態は軍事用強化スーツです。

3.光線銃

光線銃は、航空機に搭載して、ミサイルを撃墜するためのメガワット級の高出力レーザーとして実用化している。
詳しくは下記のサイトに記載されている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/AL-1_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)


4.空中歩行

空中歩行も既に製品がある。

ロイターから「ジェットマン」の記事を引用する。

[ラスベガス(米ネバダ州) 10日 ロイター4 件] スイスの冒険家イブ・ロッシーさんが、ジェットエンジン付きの翼を背中に装着し、グランドキャニオン上空を時速300キロを超える猛スピードで飛ぶことに成功した。
 「ジェットマン4 件」として知られるロッシーさんは、2008年9日には、ジェットの翼でドーバー海峡の横断にも成功している。
 スポンサーの時計会社ブライトリングの発表によると、ロッシーさんの今回の挑戦は2011年5月7日に行われた。ヘリコプターで地上2400メートルまで上がった後、空中に降下してジェット噴射で時速300キロ超の飛行速度に到達し、8分後にパラシュートを開いて地上に無事着陸した。」

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-21038420110511

元スイス空軍パイロットのジェットマンが翼を背負って鳥になる動画は下記サイトで閲覧できる。ジェットエンジンが搭載されている翼を背中に装着して、自由自在に空を飛んでいる。

http://wired.jp/wv/fromwiredblogs/2008/02/01/%E5%8B%95%E7%94%BB%EF%BC%9A%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%92%E8%A3%85%E7%9D%80%E3%81%97%E3%81%A6%E7%A9%BA%E3%82%92%E9%A3%9B%E3%81%B6%E4%BA%BA%E3%81%9F/

5.光学迷彩

ステルス戦闘機はレーダーに捕捉されないように材料が工夫されており、
レーダーが発射するパルスを反射しない。

レーダーが発射するパルスは、電磁波であり、眼に見える可視光ではない。
物理の世界では、電磁波も光の一種である。

要するに、光学迷彩とは、ステルス戦闘機で既に使われている技術であり、
レーダーで捕捉されないように、光学的に迷彩を施すことを意味する。

更に、映画、ハリーポッターで登場した透明マントについても科学技術で実用化している。基本的には、負の屈折率の物質で隠したい物品の表面を被覆するのである。負の屈折率の物質が光の進行方向を変えることにより、この物質でおおわれている中心が眼で見えなくなる。


6.ホログラィー

ホログラフィーは、東京ディズニーランドでも使われている。

戦場では、偽装工作として「分身の術」が用いられる。
突如、大軍が現れたり、大軍が忽然と消失すると敵軍が混乱する。

7.テレパシー装置

テレパシー装置は、
 Aさんの脳に音声を送信する送信装置と、
 Aさんの脳から音声を受信する受信装置と
を備えている。

この送信装置として、MEDUSAが使われる。
MEDUSAは、マイクロ波聴覚効果を利用した通信システムである。

MEDUSAは、人の頭部にマイクロ波パルスを発射させ、脳内に直接、音声を認識させる。

MEDUSAについては、書庫の「MEDUSA」というフォルダーにまとめられている。
マイクロ波聴覚効果については、書庫の「マイクロ波聴覚効果」というフォルダーにまとめられている。

この受信装置として、思考解読装置(心を読む装置ともいう)が使われる。

思考解読装置は、基本的には、レーダー技術を応用して、離れた場所から脳波を計測し、
次に、脳波をニューラル・ネットワーク・コンピュータで解析し、思考を解読する。

このブログの「思考解読」というフォルダーにまとめられている。

8 テレパシー装置とブレイン・マシン・インターフェース

防衛省技術研究本部先進技術推進センターが作成した上記文書、15ページには、テレパシーという欄の右横にブレイン・マシン・インターフェースと記載されているので、両者の関係について解説する。

テレパシー装置には、上述したように、Aさんの脳波又は脳活動から思考を解読する装置が組み込まれている。

この技術を応用すると、Aさんの脳波又は脳活動に基づいて、機械(マシン)を操作することができる。脳波又は脳活動に基づいて機械に指示をする技術をブレイン・マシン・インターフェースという。

防衛省技術研究本部は、空軍基地にいるパイロットの脳波又は脳活動により、離れた場所を飛行している無人戦闘機を操縦することを検討しているようである。

無人戦闘機は、米国空軍が既に実戦配備しており、アフガニスタンパキスタンなどの戦闘に投入されている。