「常陸の国風土記 -ある島での少年と少女のやりとり-」


本義だけが意味を成し、本義のみがクローズアップされますように


抜粋3:サンヘドリン(「シオン長老団」の別名)考

 ●「呪縛」から脱しないかぎり、ユダヤ人は悲惨な運命をたどることになる

 1933年に私が税金党と5セント運賃党の公認候補者としてニューヨーク市長選挙に立候補しようとしたとき、一、二の例外を除いてニューヨーク市のどの新聞も私の名前を記載することを許さなかった。私は新聞社の弾圧を撥ねのけるために300万枚のチラシを配付し、5万5500票を獲得したにもかかわらず、選挙管理委員会はわずか2607票を有効と認めただけで、〝記録されなかった〟5万5000票を市長に投じて報告した。そして1万人の投票者が私が立候補できるよう私の指名請願書にサインをしたのである。

 このことは、もしサンヘドリンが知られるべきではないと命じた人間は、彼がいくら人格識見が立派であろうとも、他のユダヤ人あるいは一般の国民には知られるチャンスはまったくないことを意味する。カハールにおける指導的な人物たちは、12年ほど前に実際の土地取引において私と提携したことがある。カハールの最も指導的な輝かしい人物は私の経歴を詳しく知っているのである。私は盲判を押すユダヤ人ではなかったし、伝統的なユダヤ人でもなかったが、このことは私を閉め出す理由としては十分だった。そのうえ私は独立しており創造的であったが、これはタブーだったのである。

 カハールはユダヤ人たちを伝統的で無知のままに保とうとするが、これはより簡単に怖がらせることができ、コントロールすることが容易になるからである。彼らは、ユダヤ人たちが従順でありつづけ、命令されたまま服従することを欲しているのだ。

 ところで、ユダヤ民族は徹底してコントロールされているが、しかしそれはなんのためなのだろうか? すべての国々において彼らに敵対する反撃が猛烈だったからである。彼らは、今日も容認しているように独自の道を歩み、自薦した支配者たちの教義に服従しつづけるべきなのだろうか? それとも軛(くびき)から脱し、人種的・宗教的マインドコントロールからの自由を宣言すべきなのであろうか?

 彼らが後者の道を採用しないかぎり、ユダヤ人は悲惨な運命をたどることになるだろう。今日まで彼らのほとんどは、自発的な奴隷と見なされてきた。彼らを無知と恐怖に縛りつづけるためのあらゆる種類の不正なプロパガンダで、彼らは飼育されてきたのである。ユダヤ人を結集させ慣行を守らせるために有利な方法として、ユダヤ人とキリスト教徒は、人種的憎悪をかきたてるために利用されてきた。

 プロトコールは次のように述べている。
「より偉大な成果を得るためには、たとえある部分を犠牲に供しようとも、わが同胞を結集するために反ユダヤ主義がわれわれには必要なのである」

 いったい、誰のためのより偉大な成果なのか? 大衆としてのユダヤ民族のためか、それとも、単なるひと握りの、権力に狂ったサンヘドリンの連中のためにか? 確かなことは、大衆としてのユダヤ民族は、ひと握りの連中の計画についてなにも知らないということだ。大多数のユダヤ人は、サンヘドリンがなにを行なっているか知らないのだ。彼らが知っていることは、カハール、そしてコントロールされた報道機関とインチキな宣伝屋たちが彼らに言っていることなのだ。